音楽ストリーミング市場に、思いもよらないプレイヤーが登場しました。『スーパーマリオ』や『ゼルダの伝説』、『あつまれ どうぶつの森』といった数々の名作を生み出してきた任天堂が、待望の音楽配信サービス「Nintendo Music」をついにローンチしました。
「Nintendo Music」は、任天堂が40年以上にわたって蓄積してきた膨大なゲームサウンドトラックを配信。一般的な音楽ストリーミングサービスと同様の機能を備えながら、ゲーム音楽に特化した独自の特徴を持っています。
主な機能
- キュレーテッドプレイリスト
- ムード別やゲームシリーズ別など、多彩な選択が可能
- プレイヤーの『Nintendo Switch』でのプレイ履歴に基づくパーソナライズド推奨機能
- ユニークな再生機能
- 楽曲を15分、30分、60分に延長できる「拡張再生」モード搭載
- バックグラウンド作業や集中時間に最適
- オフライン再生対応
- お気に入りの楽曲をダウンロードして、通信環境のない場所でも楽しめる
利用方法と対応プラットフォーム
- 対応端末:iOS/Androidデバイス ※興味深いことに、現時点では『Nintendo Switch』本体での利用はできません
- 利用条件:
- アプリ本体は無料でダウンロード可能
- 『Nintendo Switch Online』メンバーシップ(月額3.99ドルから)が必要
業界への影響
従来のゲーム音楽は、ゲームプレイ中か限定的なサウンドトラックCDでしか楽しめませんでした。「Nintendo Music」の登場により、豊富なゲーム音楽をより手軽に、より自由な形で楽しめるようになります。これは、ゲーム音楽の新たな楽しみ方を提案するものと言えるでしょう。
今後の展望
- 他のゲーム会社の同様のサービス参入の可能性
- カタログの拡充やオリジナルコンテンツの追加
- 『Nintendo Switch』への対応など、プラットフォーム拡大の期待
まとめ
「Nintendo Music」は、単なる音楽ストリーミングサービスの枠を超え、ゲーム体験の新しい形を提示しています。ゲーム音楽ファンにとって、まさに待望のサービスと言えるでしょう。
リンク