オーストラリア出身のアーティスト、Kevin Parker(ケヴィン・パーカー)率いるTame Impala(テーム・インパラ)が、5枚目となる最新アルバム『Deadbeat』を10月17日にリリースしました。
本作は、ソニーミュージック傘下のコロムビア・レコード移籍第1弾となる作品。前作『The Slow Rush』から約5年ぶりの新作となります。
西オーストラリアで制作された、野心的なサウンド
『Deadbeat』は、パーカーの地元である西オーストラリア州フリーマントルと、彼が所有するインジダップのウェーヴ・ハウス・スタジオを往来しながら制作されました。
サウンド面では、西オーストラリアのレイヴ・シーンや、“ブッシュ・ドゥーフ”と呼ばれる自然の中で行われる野外ダンス・パーティー文化にインスパイアされた内容です。
従来のサイケ・ロック・サウンドを基盤にしながら、EDM、テクノ、サイケ・トランスといったダンス・ミュージックの要素を大胆に取り入れたサウンドデザイン。
Tame Impalaの進化を感じる野心作です。
最新MV「My Old Ways」も公開
アルバムのリリースに合わせて、収録曲「My Old Ways」のミュージックビデオも公開されました。
映像はTame Impalaらしいレトロでサイケデリックな世界観が広がる内容。
都会の無機質な風景と、色鮮やかな自然が対比的に描かれた印象的な映像美です。
国内盤CDは10月22日発売
『Deadbeat』の国内盤CDは10月22日(水)に発売予定です。
ライナーノーツと歌詞対訳が付属し、初回仕様限定でロゴステッカーが封入される特別仕様。
コレクターにも嬉しいパッケージ仕様です。
Tame Impalaのこれまでの歩み
2007年にオーストラリア・パースで結成されたTame Impalaは、デビュー作『Innerspeaker』で注目を集めました。
続く『Lonerism』『Currents』『The Slow Rush』といった作品で世界的評価を獲得。
現代サイケ・ロックを代表する存在として知られています。
本作『Deadbeat』は、その流れを受け継ぎながらも、さらに深みを増したサウンドプロダクションが魅力の一枚です。
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