いま話題のCindy Lee（シンディ・リー）の最新アルバム『Diamond Jubilee』
2024年3月29日に配信リリースされた本作は、世界中の音楽メディアや批評家、そしてリスナーから高い支持を得ています。
アメリカの音楽メディア Pitchforkのレビューでは、10点満点中9.1点という高得点を獲得。レビュアーから「ロックンロールの冥界からの霧のような伝送のような、それぞれの曲が幽霊のように愛されているヒット曲のカノンを持っている」と評されました。
Cindy Lee（シンディ・リー）とは？
Cindy LeeことPatrick Flegelは、カナダのシンガー・ソングライター、ギタリスト。
かつては、2000年代後半に活躍したポスト・パンク・バンド、Womenのフロントマンとして活動していました。バンド活動は順調とはいかず2010年に解散してしまいましたが、そのしなやかなギターライン、非対称のリズム、そして驚くほど甘いメロディーは、DIYロックシーンで今もなお影響を与え続けています。
その後、Morgan CookとAndrogynous Mindというバンドでコラボレーションし、2012年にEP『Nightstalker』を発表。そこから、プロジェクトはCindy Leeへと発展。
2020年には、アルバム『What’s Tonight to Eternity?』が、その年のPolaris Music Prizeのロングリストに選出されました。
Cindy Lee『Diamond Jubilee』
2024年3月29日にリリースした『Diamond Jubilee』は、1950年代のガールズ・グループ・ポップ、1960年代の瑞々しいサイケデリア、1970年代の痒いところに手が届くラジオ・ロック、1990年代のローファイといったサウンド・プロダクションで構築された作品です。
32曲入り2時間超えの本作には、ファンキーでどことなく威嚇的な「Stone Faces」、メランコリーな「If You Hear Me Crying」、高揚感のある「Flesh and Blood」、壊滅的なバラード「Don’t Tell Me I’m Wrong」などを収録。
広大で壮大な音楽の宝石箱ともいえる『Diamond Jubilee』は、現在、REALISTIKの公式YouTubeチャンネルとGeoCitiesで配信されています。
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