1960年代に一世を風靡したポップシンガー、コニー・フランシス(Connie Francis)が再び注目を集めています。その理由は、彼女が1962年にリリースした「可愛いベイビー(Pretty Little Baby)」という曲が、TikTokでバイラルヒットしているからです。なんと、これまでに270億回以上の視聴を記録しています。
「可愛いベイビー」はB面だった? それでも世界が夢中に!
「可愛いベイビー」はもともと、シングル「I’m Gonna Be Warm This Winter」のB面曲として収録されたもので、当時はほとんど知られていませんでした。コニー自身も「録音したことを忘れていた」と語るほどの“隠れた曲”だったのです。
ところが2024年、TikTokのリップシンク動画などをきっかけに火がつき、カイリー・ジェンナーやキム・カーダシアン親子などの有名人が次々とこの曲を使った動画を投稿。世界中のユーザーが「可愛いベイビー」に夢中になっています。
87歳のコニー・フランシス、ついにTikTokデビュー!
この現象を受けて、2025年現在87歳のコニー・フランシスは、公式TikTokアカウントを開設。自身の動画で、こうコメントを発表しました。
“Pretty Little Baby”に皆さんが寄せてくださった大きな反響に、心から感謝しています。TikTokコミュニティの一員になり、この瞬間を皆さんと分かち合えることを嬉しく思います。
さらに、インタビューではこうも話しています。
1962年にレコーディングしたこの曲が、今こうして新しい世代に届いているのは、本当に驚きでワクワクします。ありがとう、TikTok!
音楽業界からも祝福の声!リミックスや多言語版も登場
この“可愛いベイビー現象”には、音楽業界からも大きな反響が。ユニバーサル・ミュージックの重役は、コニーの自宅を訪れ、「Pretty Little Baby」の復活を記念する盾を贈呈しました。
彼女は生ける伝説です。そして今、87歳にして初のバイラルヒットを達成したことに、私たちは感激しています。
また、ドイツのエレクトロ・デュオ「LIZOT」によるダンス・リミックスや、各国語バージョンを収録したデジタルEP『Pretty Little Baby – International Versions』もリリースされ、世界中のリスナーに再び届いています。
収録言語:
- 日本語版「可愛いベイビー」
- フランス語版「La Seule Qui T’aime」
- ドイツ語版「Alle Jungen Leute」
- イタリア語版「Baby」
- スペイン語版「Linda Muchachita」
- スウェーデン語版「Sjunger På Svenska」
まとめ|「可愛いベイビー」で再び輝くコニー・フランシス
コニー・フランシスは、1960年に「Everybody’s Somebody’s Fool」で女性初のビルボード1位を獲得し、キャリアの中で53曲をチャートインさせたレジェンド。その彼女が、時代を超えて再び脚光を浴びているのは、まさに音楽とSNSが生んだ奇跡です。
TikTokの力で蘇った「可愛いベイビー」は、今も多くの人の心を癒し続けています。ぜひあなたも、コニー・フランシスのTikTokをチェックしてみてください!
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