Fiji Blue、待望のデビュー・アルバム『Glide』を12月13日リリース―愛娘への想いを紡いだ新曲「June」を公開

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「甘く切ない楽観主義者」として知られるインディーポップ・アーティスト、Fiji Blueが新曲「June」を公開!この曲は、2024年12月13日にリリースした待望のデビュー・アルバム『Glide』からの第4弾シングルカットです。

Fiji BlueことTrevor Deringは、現在脳腫瘍と闘病中の妻Natashaに捧げる想いを込めて最新アルバム『Glide』を制作。全11曲が収められる本作には、彼がこれまでに紡ぎ出した中で最もパーソナルな楽曲群が詰まっています。プラトニックな関係性からロマンティックな恋愛まで、愛と喪失をテーマにした楽曲の数々は、リスナー一人一人の解釈に委ねられます。

注目の新曲「June」は、Natashaとの未来の娘に向けて綴られた楽曲。MVには、Natashaの幼少期の映像も収められており、これまでにリリースされた「Start Over」「Peppermint」「Angel」に続く意欲作です。

今夏、Fiji Blueは自身最大規模となるフェスステージに多数出演。ミルウォーキーのSummerFest、シアトルのCapitol Hill Block Partyに加え、シカゴのWicker Park Festではヘッドライナーを務めました。8月には、日本のSUMMER SONICやジャカルタのLALALA FESTIVALにも出演。11月からは、シンガポール、台北、マニラ、香港を巡るアジアツアーをスタートさせています。

Stevie Ray VaughanやJohn Mayerから影響を受けたというFiji Blueは、ストーリーテリング的なリリック制作とギターアレンジを融合させた独自のサウンドメイキングを確立。これまでに3枚のEP(『Reasons You Should Care』(2021年)、『Goodbye』(2021年)、『I Loved You, What Happened?』(2022年))で累計3億回以上の再生回数を記録し、2024年12月13日リリースの『Glide』で待望のフルアルバム・デビューを飾りました。

Fiji Blueは「このアルバムは、私自身が経験した人生の転換期に書き上げました」とし、「誰かとの関係が終わりを迎えるとき、そこには様々な調整が必要になります。何かの狭間で立ち尽くすような瞬間があり、同時に心の中で渦巻く強烈な感情のすべてと向き合わなければならない…感情的にも、楽曲制作の面でも、まさにゼロからの再出発でした」とコメント。

アルバム制作のため、Fiji Blueはトパンガに1週間こもって制作に没頭。1日1曲のペースで楽曲を完成させ、ピアノとアコースティックギターによるアレンジメントを即座に重ねていったとのこと。

最新アルバム『Glide』に刻まれた音色、コード進行、メロディーの一つ一つには深い感情が宿っており、インスピレーションの源となった心の痛みと愛情が絶妙なバランスで表現されています。また、最も心揺さぶられる瞬間には、人生が異なる道を歩み始めた後も、私たちの心に永遠に残り続ける人々の存在が映し出されます。本作は、友人、家族、そして未来という、アーティストを取り巻く愛する人々への感謝の想いが色濃く反映された一枚に仕上がっています。