ジャズシーンの革新的アーティスト、Braxton Cook(ブラクストン・クック)が待望の新作を発表。2023年の傑作アルバム『Who Are You When No One Is Watching?』で大きな注目を集め、全米TV初出演やNAACP Image Award ノミネート、さらにはTaylor SwiftやJon Batisteのアルバムのプロデュースも手がけた彼が、11月1日に新EP『My Everything』をリリースすることを発表しました。
Mary Lou Williamsへのオマージュ、新曲「Zodiac」
第一弾シングル「Zodiac」は、ジャズ史に大きな足跡を残した伝説的ピアニスト、Mary Lou Williamsの代表作「Zodiac Suite」からインスピレーションを得た意欲作。透明感のあるサックスフレーズ、幻想的なピアノの旋律、そして煌めくようなギターラインが織りなす、現代ジャズの真髄とも言える一曲です。
「これは私のMary Lou Williamsへの敬意の表れです」とCookは語ります。「音楽学校で『Zodiac Suite』を演奏し、彼女の音楽を学んだ経験が、今でも強く心に残っています。特にMary Louをはじめとする黒人女性のアーティストや作曲家たちの功績は、もっと評価されるべきだと思います」
多彩な才能が結実した最新作『My Everything』
ジュリアード音楽院出身のBraxton Cookは、ジャズとR&Bを軸に、現代ポストバップ、ソウル、ファンク、ヒップホップ、ゴスペルまでを自在に横断する稀有な才能の持ち主。Rihanna、Solange、Christian Scott、Tom Mischといった錚々たるアーティストとのコラボレーションを通じて、その実力は広く認められています。
今作『My Everything』は全4曲からなるEPながら、希望、家族、人生の意味といった普遍的なテーマを、より深い視点で掘り下げた意欲作。特に表題曲「My Everything」では、人生における成長の過程で直面する困難や混乱を赤裸々に描き出しています。
「このEPを通じて、リスナーの皆さんと深いつながりを持てたら」とCookは期待を込めます。「人生には困難な時期がありますが、それを乗り越える信念を持ち続けることの大切さを、音楽を通じて伝えたいんです。『My Everything』には、暗闇から光へと向かう希望のメッセージが込められています」
メディアが絶賛するBraxton Cook
- Billboard誌は「ブラックミュージックの真髄を現代的に解釈した革新的なジャズ/R&B」と評価
- NPR Musicは「時代を超えた普遍性と現代性を兼ね備えた稀有なアーティスト」と称賛
- PAPER Magazineは「パワフルかつ洗練された前衛性」を高く評価
- OkayPlayerは「ジャズ、ファンク、ソウル、ゴスペルを見事に融合させた情熱的なサウンドメイク」と絶賛
アコースティックな演奏の確かな技量に加え、現代的なエレクトロニクスやビートメイク、そして表現力豊かなボーカルまでをも操るBraxton Cook。11月1日リリースの最新EP『My Everything』で、彼の音楽はさらなる進化を遂げそうです。
リリース情報
- タイトル:『My Everything』
- アーティスト:Braxton Cook(ブラクストン・クック)
- 形態:EP(4曲収録)
- レーベル:Nettwerk
- 発売日:2024年11月1日
- 配信:各種音楽配信サービスにて配信予定