ロサンゼルス生まれのシンガー・ソングライター、FINNEAS(フィニアス)が最新アルバム『For Cryin’ Out Loud!』を2024年10月4日にリリース!
彼はこれまでにアカデミー賞やグラミー賞を複数受賞し、妹のBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)との共同作業でも知られています。
2019年にデビューEP『Blood Harmony』を発表、ゴールド認定を受けたシングル「Let’s Fall in Love for the Night」で注目を集めました。
最新アルバム『For Cryin’ Out Loud!』
最新作『For Cryin’ Out Loud!』は、FINNEASがセルフ・プロデュースした2枚目のソロ・スタジオ・アルバム。ロサンゼルスのスタジオで親しい友人たちとのライブセッションを通じて制作され、彼のこれまでの作品とは一線を画しています。デビュー・アルバム『Optimist』はFINNEASが一人で作り上げた作品でしたが、今回のアルバムは、より多様なコラボレーションを通じて生まれたクリエイティブな作品となっています。
FINNEASはこのアルバムについて「ベッドルーム・プロデューサーとしての枠を超え、バンドやスタジオでの演奏を通じて自由に表現できた」とコメント。
また、リード曲となる同名タイトルのシングル「For Cryin’ Out Loud!」も話題に。FINNEAS自身が主演を務めたMVの映像美と、彼の感性豊かな楽曲でリスナーの心を掴んでいます。
Spotifyの番組で明かされた制作秘話
最近配信されたSpotifyのポッドキャスト「Countdown To」では、妹のBillie Eilishがインタビュアーとなり、FINNEASにアルバムの制作過程やリリース前の心境についてインタビューしています。FINNEASは「自分の好みと表現したいことを分けることが大事。音楽は自分のためだけではない」と語り、アーティストとしての信念を垣間見せました。
また、FINNEASは「友達とジャムセッションをするのは本当に楽しい経験だった」と語り、アルバム制作を楽しむ姿勢を強調。
さらに、Billie Eilishが「このアルバムで人々にどんなメッセージを伝えたいか」と質問した際、FINNEASは冗談交じりに「僕にはファンがいないかも。Billieのファンがあまりに熱狂的で、僕はその追加コンテンツみたいな存在かもしれない」と笑って答えました。
ポッドキャストでFINNEASは、自身のキャリアの中で最も気に入っている作詞プロセスについても言及し、Billie Eilishの楽曲「What Was I Made For?」の制作が特に印象深かったと話しています。
FINNEASの今後の展開
アルバムリリース後、FINNEASはロサンゼルス、ニューヨーク、そしてイギリスのキングストン・アポン・テムズで、小規模ながらも親密なライブパフォーマンスを行う予定です。彼のライブは、ファンにとってアルバムの世界観をより深く味わえる貴重な機会となるでしょう。