リアン・ティーズデイルとヘスター・チャンバースによって2019年に結成されたイギリス発の大注目バンド、Wet Leg(ウェット・レッグ)。
約3年ぶりの新作となる2ndアルバム『Moisturizer(モイスチャライザー)』を2025年7月11日に世界同時リリース!グラミー賞受賞後の待望の新作について最新情報をまとめました。
『moisturizer』ってどんなアルバム?
『moisturizer』はWet Legの2作目のアルバムで、前作から3年の成長が詰まった意欲作。バンド自身が「よりエネルギッシュで、より美しく、もっと挑発的」と表現するように、彼ららしいユーモアと遊び心にあふれています。
- 発売日: 2025年7月11日
- 形態: CD、アナログ盤、デジタル配信(限定版も予約受付中)
- プロデューサー: ダン・キャリー(前作と同じ)
先行シングル「Catch These Fists」が話題沸騰中
アルバムに先駆けてリリースされた「catch these fists」は、すでにミュージックビデオも公開され注目を集めています。
この曲では「愛なんていらない、戦いたいだけ」という歌詞が印象的で、現代の複雑な人間関係を鋭く切り取るダンスパンクスタイルが特徴。MVでも彼らならではのユニークな世界観が展開されています。
収録曲全12曲をチェック!
『moisturizer』には全12曲が収録されています:
- CPR
- liquidize
- catch these fists(リードシングル)
- davina mccall
- jennifer’s body
- mangetout
- pond song
- pokemon
- pillow talk
- don’t speak
- 11:21
- u and me at home
曲名だけでもWet Legらしいユーモアと遊び心が感じられますね!
制作秘話:ホラー映画とノーフォークの共同生活
『moisturizer』は、イギリスのノーフォーク南海岸にある小さな町サウスウォルドで制作されました。メンバーが同じ家に住み込み、昼は音楽制作、夜はホラー映画鑑賞という独特のスケジュールで制作を進めたとのこと。
ヘスター・チャンバースは「今回は特に『ライブで演奏して楽しい曲』を意識して作ったんです」と語っており、その自然な創作プロセスがアルバム全体の雰囲気に表れています。
『moisturizer』で探求されるテーマ
新作では次のようなテーマが探求されています:
- 自己表現と個性: アルバムタイトルの「moisturizer」には、自分らしさを保つという意味も込められています
- 現代の複雑な人間関係: 恋愛やストレス、支配と服従の関係性
- 反抗と解放: 社会的期待への抵抗と、自分自身の欲求の追求
これらのテーマは現代の若者が共感できる内容で、Wet Legの音楽の魅力の一つになっています。
音楽的な影響と特徴
Wet Legの音楽には様々な影響が見られます:
- 1960年代のガールグループ
- ポストパンク
- 現代インディーロック
特に、ロネッツ、ジェーン・バーキン、ビョーク、タイ・セガールなどの影響が指摘されています。
今後のライブ予定
2025年のライブスケジュールについては、現在判明しているのは以下の公演です:
- ニューヨーク公演
- ロサンゼルス公演
日本公演を含む詳細なワールドツアー情報は、今後発表される予定です。
解散の噂は本当?
最近、「あと数回のライブで解散する」という噂がファンの間で広がりましたが、これについては公式な発表はありません。むしろジョークの可能性が高く、2025年のツアー活動も予定されています。
ただし、アルバム発売後に一時的な活動休止の可能性もあるとの情報もあり、正確な情報は今後の公式発表を待ちましょう。
まとめ:『moisturizer』で新たな高みへ
Wet Legの最新アルバム『moisturizer』は、2023年のグラミー賞受賞というキャリアハイライトの後に制作された待望の作品。前作の成功を足がかりに、より大胆で多様な音楽性を示す内容になると期待されています。
発売日の2025年7月11日に向けて、今後も新情報が出てくるでしょう。新しい情報が入り次第、この記事も更新していきますので、ぜひブックマークしてチェックしてください!