近年、インディーロックシーンで急速な台頭を見せているTommy Lefroy(トミー・ルフロイ)。カナダ出身のTessa Mouzourakis(テッサ・ムザウラキス)とアメリカ出身のWynter Bethel(ウィンター・ベセル)が2018年に結成し、現在はロンドンを拠点に活動しています。
バンド名は、Jane Austen(ジェーン・オースティン)の不朽の名作『高慢と偏見』のミスター・ダーシーのモデルとされるアイルランドの政治家、Thomas Lefroy(トーマス・ルフロイ)に由来。この文学的なルーツは、デュオの音楽性に深い影響を与えています。
現代の感性と文学的な深みが調和したTommy Lefroyの音楽は、女性性やクィアネス、繊細な感情表現など、現代の若者が共感できるテーマを盛り込んだ楽曲が特徴です。特にJane Austenの作品からインスパイアされた歌詞は、現代の経験や感情と巧みに結びつけられています。
2024年10月25日にリリースされた最新EP『born blue』は、Tommy Lefroyの音楽性をさらに進化させた意欲作。EPには、悲しみと美しさの間にある繊細なバランスを表現した「You Exist」をはじめ、愛と喪失、そして希望の輝きを詰め込んだ全6曲が収められています。
EP『born blue』トラックリスト:
- Garden
- Let Me
- kingpin
- Girlhood, Godhood
- You Exist
- Rivals
最新EP『born blue』は、主要音楽ストリーミングプラットフォーム(Spotify、Apple Music、Amazon Music)で配信中。また、限定ヴァイナル版はコレクターズアイテムとしても注目です。
Tommy Lefroyは、文学的な深みと現代的な感性を兼ね備えた稀有な才能として、インディーロックシーンの新たな地平を切り開いています。デュオの今後の活動から目が離せません!