Oso Oso(オソ・オソ)は、ニューヨーク州ロングビーチ出身のJade Lilitriによるバンド・プロジェクト。
Brand New、Taking Back Sunday、Death Cab for Cutieなどから影響を受けたというエモ/パワー・ポップでリスナーから支持されています。
Oso Oso(オソ・オソ)とは?
2014年の活動開始時は、ososoosoというバンド名でしたが、ツアーフライヤーのスペルミスを理由の1つに名前を短くし、現在のOso Osoへと変更されました。
2015年にデビュー・アルバム『Real Stories of True People Who Kind of Locked Like Monsters…』をリリース。これまでに4枚のスタジオ・アルバムと2枚のEPを発表しています。
2019年の『Basking in The Glow』と2022年の『sore thumb』は、Pitchforkのベスト・ニュー・ミュージックに選出されました。
Oso Oso(オソ・オソ)の最新アルバム『life till bones』
長年のコラボレーターであるBilly Manninoがプロデューサーを務めた2024年8月9日リリースの最新アルバム『life till bones』は、成長、変化、そして時間の経過などを探求した作品。
これらのテーマは、2021年にJade Lilitriのいとこでクリエイティブ・パートナーのTavish Maloneyを失ったことが影響しているとみられます。
アルバム全体を通して、Jade Lilitriは自身が経験した過去の出来事や感情を振り返りながら、未来への希望や不安を表現しています。サウンド的には、エモやインディー・ロックの要素を取り入れつつ、ポップなメロディーとキャッチーなリフが特徴です。
アルバム『life till bones』は、どん底にいるJade Lilitriのドキュメンタリーですが、愛と時間の関係性が強調された「all of my love」や「that’s what time does」といった、頭に残る曲がある限り、ここから上に行くしかないということを理解している彼の安堵感を垣間見ることができます。
また、Jade Lilitriは今作のことを“ダンサブル”だと語っており、それは「the country club」のブリッジでシンコペーションしたハイハット、「all of my love」のクラップ、そして「skippy」のThe Strokes風のベース・ジャイヴにも表れています。
最新アルバム『life till bones』には、全10曲が収録されます。