Mura Masa(ムラ・マサ)ことAlexander George Edward Crossanは、イギリスのガーンジー島出身の音楽プロデューサー兼ソングライター。
ヒップホップ、東アジア音楽、エレクトロニカなど多様な要素を取り入れた音楽スタイルが特徴です。
Mura Masa(ムラ・マサ)とは?
幼い頃から音楽に興味を持ち、ギター、ベース、ドラムなど様々な楽器を演奏していたというMura Masa。
2013年にSoundCloudに自作の音楽をアップロードし始めたことで本格的に音楽キャリアをスタートさせると、2014年に初のミックステープ『Soundtrack to a Death』を発表。
この作品が彼の名を世界中へ広めるきっかけとなりました。
代表曲のひとつである「Loce$ick (feat. A$AP Rocky)」が収録された2017年のセルフタイトルのアルバム『Mura Masa』は、第60回グラミー賞の「ベストダンス/エレクトロニックアルバム部門」にノミネートされ話題に。
近年は、この世代で最も影響力のある人物の一人として注目されています。PinkPantheressとIce Spiceの ヒット曲「Boy’s a liar Pt.2 」のプロデュース、Shygirlのマーキュリー賞にノミネートされた 『Nymph』にも参加しています。
また、Mura Masaは自身のレーベルを立ち上げ、新進アーティストのための拠点としてペッカムにクリエイティブハブ兼アートスペース The Pondを設立するなど、新たな一歩を踏み出しています。
Mura Masa(ムラ・マサ)の最新アルバム『Curve 1』
2024年8月23日にリリースの最新アルバム『Curve 1』は、彼自身のレーベル Pond Recordingsからリリースされる初の作品で、より自由で反物語的なアプローチを取っています。
アルバムには、Cherishをフィーチャーしたクラブミュージック「FLY」、yeuleをフィーチャーした「We Are Making Out」、Daniela Lalitaをフィーチャーした「Drugs」といったコラボレーション曲をはじめ、「rise/gimme」「Whenever I Want」「still」を含む全10曲を収録。
Mura Masaは、アルバム『Curve 1』についてつぎのように述べています。
「すべてのコンテンツやアテンション・エコノミーを無視することで、本当に意味のある重要な部分が自らを知らしめ、無視できない存在になる」