モントリオール出身のエレクトロポップ・デュオ Milk & Bone(ミルク&ボーン) が、12月5日に最新EP『A Little Lucky』をリリース!先行公開された新曲「Bloodshot」は、夏の終わりを思わせるような軽やかで切ない楽曲です。
Chromeoとついに実現したコラボ
今回のEPは、世界的に人気のエレクトロファンク・デュオ Chromeo(クローメオ) が全面プロデュースを担当。Milk & Boneの2人が曲作りを担い、Chromeoがサウンド面を仕上げるという、まさに理想的な分業スタイルで完成しました。
2組の出会いは2019年のJUNOアワード。わずか24時間でSNSのDMからコラボが決まり、パンデミックを挟みながらもじっくり時間をかけて形になったのが、この『A Little Lucky』です。
「Bloodshot」が描く、儚い恋のきらめき
先行シングル「Bloodshot」は、“深くてもすぐに終わってしまう恋”をテーマにした楽曲。落ち着いたテンポの中に、明るいシンセとしなやかなベースラインが重なり、心地よい浮遊感を生み出しています。
「people call me crazy / I tend to agree / but only you can read me」と歌うボーカルは、甘くてどこか切ない響き。踊れるのに、聴き終わったあと少し胸が締め付けられる――そんな感覚を味わえる1曲です。
キャリアを重ねてきたMilk & Bone
Milk & Boneは2015年にデビュー作『Little Mourning』で注目を集め、2019年のアルバム『Deception Bay』では JUNO賞・エレクトロアルバム・オブ・ザ・イヤー を受賞。映画音楽やシルク・ドゥ・ソレイユのショー音楽も手掛けるなど、活動の幅を広げてきました。
『A Little Lucky』が開く新しい扉
今回のEPは、2010年代エレクトロポップの良さを取り入れながら、Milk & Bone特有の繊細なサウンドが散りばめられています。先行曲「Bloodshot」が示す通り、この作品はふたりにとっての新しい代表作になりそうです。
12月のリリースで明らかになる『A Little Lucky』の全貌に、期待が高まります。

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