南ロンドン出身のオルタナR&Bアーティスト Max Pope(マックス・ポープ) が、セカンドアルバム 『PRAISE ANIMAL』 を2025年10月10日にリリース!
BRIT School出身の彼は、これまでにLoyle CarnerやMahalia、Tom Misch、Yussef Dayesらと共演し、その音楽的キャリアを積み上げてきました。新作は、彼の進化を強く印象づける一枚となりそうです。
新曲「right or wrong」とは?
アルバムからの注目曲 「right or wrong」 は、ソウルフルなグルーヴとレトロなサウンドが魅力の楽曲。Nick Hakimを思わせるリバーブ感のあるボーカルと、有機的なバンドサウンドが融合し、耳に残る仕上がりとなっています。
この曲は、Max Popeの友人が自殺念慮に苦しんだ経験から生まれました。歌詞では「正しいか間違っているか」という道徳観をテーマにし、Pope自身も「道徳はグレーゾーンにある。僕らを生かしているのは“信念”の力だ」と語っています。リスナーに深い共感と問いを投げかける楽曲です。

『PRAISE ANIMAL』のテーマと制作背景
『PRAISE ANIMAL』 はロンドンの The Church Studios で制作され、Riley Macintyre(Arlo Parks、The Kills、Glass Animals)がプロデュースを担当。これまで以上にダークで幻想的なサウンドに挑戦しています。
アルバムタイトルには「人間の本能や野生的な側面を讃える」という意味が込められており、同時に「称賛を求める社会的な欲求」や「承認欲求」にも重ねられています。Max Popeは次のように語っています。
「僕らが抑え込んだり恥じたりする“野生的な部分”を讃える作品。同時に、“Praise Animal”という言葉には社会にあふれる称賛への飢えも込めている。自分自身の承認欲求や、誰もが抱えるエゴを映し出しているんだ。」
すでに公開されている「love someone self destruct」「love is dead」「borderline」も含め、BBC 6 MusicやDorkといったメディアから高い評価を得ています。
Max Popeの音楽的進化
Max Popeは、サウス・ロンドンの豊かな音楽的土壌に育まれ、R&B、ソウル、オルタナティブを自在に行き来するアーティストへと成長しました。
今回の 『PRAISE ANIMAL』 は、彼のキャリアを次のステージへと押し上げる作品であり、聴く人に“自分の中の本能”を見つめ直させる一枚になっています。リリース後はさらに注目を集めることは間違いありません。

まとめ
- Max Popeがセカンドアルバム『PRAISE ANIMAL』を10月3日にリリース
- 先行曲「right or wrong」はソウルフルかつ深いメッセージ性を持つ一曲
- アルバムは「本能」と「承認欲求」をテーマに制作され、Riley Macintyreがプロデュース
アルバム『PRAISE ANIMAL』 は、オルタナR&BシーンにおけるMax Popeの存在感を決定づける作品になるでしょう。
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