2024年も残りわずか。今年最後を飾るバイラルヒットとなったのは、イギリス出身のシンガー・ソングライター、Lola Young(ローラ・ヤング)の「Messy」。SNS上で”ダンスできない”という逆説的な評価とともに広がり、Billboard Hot 100でも急上昇中の注目曲です。
Lola Young「Messy」が意外な展開で話題沸騰!SNSスターが火付け役に
「Messy」の急激な人気上昇の立役者となったのは、インフルエンサーのJake Shaneとモデル兼ソーシャルメディアスターのSofia Richie。彼らが投稿した”ノリノリダンス動画”が爆発的な反響を呼び、楽曲の認知度を一気に押し上げました。
Lola Young「Messy」は自己受容がテーマの新世代アンセム
5月30日にリリースされた「Messy」は、Lola Youngのセカンドアルバム『This Wasn’t Meant For You Anyway』に収録された楽曲。80年代ポップロックにインスパイアされたサウンドと、彼女特有の力強いボーカルが特徴です。
歌詞には、ADHDを抱えるLola Young自身の経験から、不完全な自分との向き合い方や他者の期待に応えることへの葛藤が率直に綴られています。彼女は「この曲は私の最も正直な作品の一つ。愛する人を幸せにできないもどかしさを表現しました」とコメント。
Lola Youngが「すべての元恋人への”ふざけるな”というメッセージ」と語るアルバム『This Wasn’t Meant For You Anyway』の中でも、特に「Messy」は多くのリスナーの心をつかんでいます。自己受容と成長を描いた等身大のストーリーテリングは、世代を超えて共感を呼んでいるようです。
Lola Young(ローラ・ヤング)とは
Lola Young(ローラ・ヤング)は、2001年にロンドンで生まれたシンガー・ソングライター。Amy WinehouseやAdeleから影響を受けたという彼女の音楽は、R&Bとソウルをベースにした独自のスタイルが魅力。2021年にはブリットアワードのライジングスターにノミネートされ、新世代の才能として高い評価を得ています。
また、InstagramやFacebookでは66万人以上のフォロワーを抱え、ファンとの積極的な交流でも知られる他、最近ではTyler, The Creatorの最新アルバム『CHROMAKOPIA』収録曲「Like Him (feat. Lola Young)」に参加し、話題に。
2024年11月22日には「Messy」の様々なヴァージョンを収録したEP『Messy』をリリースしました。