ブルックリンを拠点に活動する英・ナイジェリア系シンガーソングライター Halima(ハリマ) が、待望のファースト・フルアルバム 『SWEET TOOTH』 を2025年9月19日にリリースしました。
アフロ・ポップの軽やかなリズムとR&Bの官能を融合したサウンドは、まさに“ジャンルフル”なハイブリッド。彼女がこれまで積み重ねてきた人生と音楽を、一晩の物語のように紡ぐ全11曲が収録されています。
アルバム『SWEET TOOTH』のコンセプト

Halimaは本作について「人生の渦中でも自分を見失わず、向き合い追及してきた人々にとってのラブレター」とコメント。
甘さを自らの意思で選び、痛みや喜びを受け入れることで初めて得られる強さ─そのテーマはアルバムタイトルにも表現されています。
「Sweetness on my terms(甘さは私のもの)」というフレーズは、自分らしさを守りながらも柔らかさを肯定するHalimaのマントラです。
作品を彩るサウンドと制作陣
今作はA$AP RockyやBlood Orangeを手がける Mikey Freedom Hart らを共同プロデューサーに迎え、クラブ仕様のビートから深みのあるバラードまで多彩な楽曲が並びます。また、Halima自身もギターを手に取り、肉体性や切なさを表現。
2024年のEP『EXU』で見せた火花が、今作で完全燃焼するかのように、より大胆で艶やかな世界が広がります。
注目曲紹介
- cocoa body
先行シングルとして公開された、ラゴスのクラブ・エナジーを感じさせるダンサブルな一曲。ライブでもファン人気が高い。 - eleven eleven
仕事と恋愛が交錯する夜を描いた、ドラムマシンが響く都会的グルーヴ。 - wasting my body
アルバムの感情的軸となるバラード。愛が終わった後の余韻を繊細に表現。 - callum
“もう自分を隠さない”という決意を静かに告げるラストナンバー。弦とシンセが溶け合う余韻が心を包みます。
Halimaという存在
ロンドンとナイジェリア・ラゴスで育ち、現在はニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動。
多文化的なバックグラウンドが、アフロ・ポップの陽気さとR&Bの深みを自由に行き来するサウンドを生み出しています。
BBC RadioやThe Faderなど海外メディアも注目する才能は、今作でさらにスケールアップしました。
まとめ
『SWEET TOOTH』は、甘さと強さが交差するHalimaの鮮烈なデビュー作。
アフロ・ポップの華やかさとR&Bの官能が交差するサウンドは、2025年を代表する必聴アルバムです。
ジャンルを超えて響くHalimaの音楽は、洋楽ファンはもちろん、新しいR&Bやグローバルポップを探しているリスナーにとって最高の発見になるでしょう。
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