Coldplay(コールドプレイ)が2025年にスタジアムコンサートの開催を予告し話題となっています。
現地時間9月15日、バンドはInstagramのストーリーズに、1998年にロンドンのカムデンにあるダブリンキャッスルで行われた初のコンサート時(当時は「The Coldplay」名義)のポスターを映した動画を投稿しました。
動画内のポスターには、追加の手書きメモがあり、バンドが2025年8月にクレイヴンパークとウェンブリースタジアムで公演を行うことが記されています。
彼らは、Music Venue Trustを支援するために公演を行い、収益の10%を新進アーティストを支援する組織などに寄付する予定とのこと。
現在、Coldplayは2021年のアルバム『Music Of The Spheres』のツアーを行っています。2022年3月の開始以来、9億4,570万ドルの収益を上げ、880万枚のチケットを売り上げたこのツアーは、バンドが導入した持続可能な取り組みの数々により、エコに配慮したコンサートの新たな基準を設定したと賞賛されています。
6月には、2016年と2017年のスタジアムツアーに比べて、CO2排出量が既に59%削減されたことが明らかに。この数値は、Coldplayが設定した「過去のツアーより50%削減する」という当初の目標を上回りました。
また、バンドがツアーに参加する観客1人につき1本の木を植えるという約束を実現させ、世界中に700万本の木が植樹されました。
なお、Coldplayは2024年10月4日に通算10枚目となる最新アルバム『Moon Music』をリリース予定。フロントマンのChris Martinは、2021年にNMEのインタビューで、新しい音楽をリリースすることの「強烈な」プレッシャーについて語っています。
「僕たちは(全部で)12枚のアルバムを作るつもりです。アルバムを作るのにすべてを注ぎ込むのは大変だからね。大好きだし、素晴らしいことだけど、大変なんだよ」と説明。
そして、今後の活動については、つぎのように付け加えました。「ツアーは続けるし、僕たちはいつも仲間でありミュージシャンとして一緒にいると思います。でも、アルバムとしての物語はそこで終わるんだと思います」